生徒指導に欠かせない!学校によって大きく異なる校則と指導の例

授業・生徒指導

校則は学校によって大きく異なります。服装については制服だけでなく、その着方についても規定が設けられていることが少なくありません。また、持ち物についてもさまざまな校則が設けられていることが多いものです。指導にあたっては毅然とした態度でのぞみ、人によって指導が異なるということのないようにしなければなりません。

一口に「生徒指導」といっても、その指導の内容は学校の方針や理念によって大きく異なっています。そして、この指導の違いが各学校の魅力ともなっているのです。さまざまな校則について、またその指導内容について例を挙げてみていくことにしましょう。

服装についての校則と指導

制服がある学校の場合、制服そのものがその学校の特徴として挙げられることが少なくありません。そして、制服についての規定も学校によって実にさまざまです。制服はひと目見ただけでパッとその学校が分かるものであり、細かな規定も含めて「制服」として考えるべきでしょう。具体的には男子であれば制服のブレザーのボタンを必ず一番上までとめる、女子であればスカートの長さを一定にするなど、さまざまな規定があります。制服については登下校時などに生徒指導担当の先生から指導されることが多いようです。

持ち物についての校則と指導

いわゆる「勉強に関係にない持ち物」を持ってきていた際には、校則違反の対象となることが多いようです。代表的なものとして、マンガやトランプ、ゲーム機などがあげられます。指導も学校によってさまざまで、先生による口頭注意で終わるものから、場合によっては没収したうえで、年度末などに返却されるというようなケースもあります。

指導と処分について

校則違反の内容にもよりますが、処分には担任指導、学年主任指導、生徒指導部長訓戒、校長訓戒、謹慎、停学、退学など、さまざまなものがあります。保護者の方の出席を求めたうえで処分が下されることも多く、担任は処分の日時と保護者の予定の調整を行うことなどが必要となります。

校則を理解して適切な指導を心がけよう

校則および処分は学校によって大きく異なるため、自分が生徒だった時代や前任校などと同じように考えていると、場合によっては大きなミスを犯してしまう可能性があります。そのため、早い時期にその学校の校則および処分について理解しておくことが求められます。
また、一番よくないのは、教師によって指導が異なり、「あの先生なら見つかっても大丈夫」と生徒が思ってしまうような事態です。このようなことのないように、校則をしっかりと理解して、毅然とした態度で指導していきましょう。

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