
校則は学校によって大きく異なります。服装については制服だけでなく、その着方についても規定が設けられていることが少なくありません。また、持ち物についてもさまざまな校則が設けられていることが多いものです。指導にあたっては毅然とした態度でのぞみ、人によって指導が異なるということのないようにしなければなりません。
服装についての校則と指導
持ち物についての校則と指導
いわゆる「勉強に関係にない持ち物」を持ってきていた際には、校則違反の対象となることが多いようです。代表的なものとして、マンガやトランプ、ゲーム機などがあげられます。指導も学校によってさまざまで、先生による口頭注意で終わるものから、場合によっては没収したうえで、年度末などに返却されるというようなケースもあります。
指導と処分について
校則違反の内容にもよりますが、処分には担任指導、学年主任指導、生徒指導部長訓戒、校長訓戒、謹慎、停学、退学など、さまざまなものがあります。保護者の方の出席を求めたうえで処分が下されることも多く、担任は処分の日時と保護者の予定の調整を行うことなどが必要となります。
校則を理解して適切な指導を心がけよう
校則および処分は学校によって大きく異なるため、自分が生徒だった時代や前任校などと同じように考えていると、場合によっては大きなミスを犯してしまう可能性があります。そのため、早い時期にその学校の校則および処分について理解しておくことが求められます。
また、一番よくないのは、教師によって指導が異なり、「あの先生なら見つかっても大丈夫」と生徒が思ってしまうような事態です。このようなことのないように、校則をしっかりと理解して、毅然とした態度で指導していきましょう。