掲示物を工夫しよう 教室環境を整える4つのポイント

授業・生徒指導

よい学級づくりは教室環境が大きく影響をします。教室環境を整えるには、教室前をシンプルにする、子どもが自主的に動ける掲示をする、作品の掲示を工夫する、友達の輪を広げる掲示をするなど、ちょっとした工夫でできるでしょう。

教室環境には、「どのような学級経営をしているのか」、「どのような学習をしているのか」がよく表れます。よい学級づくりをするためにも、教室環境を整えることが大事です。どのようにしたらよいかコツを紹介しましょう。今回は、小学校の教室環境に例に、教員が心がけるべきポイントを4つご紹介します。

1. 教室前はシンプルにする

授業中の子どもは前を見ている時間が多くなります。黒板の上や周りなど、教室の前はできるだけ気が散らないようにシンプルにすることが大切です。黒板周りの掲示は、時間割や当番表、週のめあてなど継続するものを貼るだけにしましょう。絵が描いてあったり、色鮮やかで目についたりする掲示物は避けるようにします。また、黒板にも余分なものを貼らないようにし、黒板や黒板の桟がきれいになっている状態を保ちましょう。

2. 子どもが自主的に動ける掲示をする

子どもたちが見てわかり、自主的に行動ができるように掲示する工夫をしましょう。たとえば、日直の仕事の場合、朝のあいさつや給食のあいさつ、帰りの会のあいさつなど、日直の仕事を一日の流れに沿って短冊に書いておき、仕事を終えれば、裏返すといった掲示物にしておけば、だれでもわかりやすく日直の仕事ができるようになります。また、クラスの係りの仕事も同じように仕事内容を書いて、できたかどうかのチェック欄を作っておくとよいでしょう。このように、給食当番や掃除当番もわかりやすく工夫すると子どもがやる気を持って自主的に動けるようになるでしょう。

3. 作品の掲示を考える

作品の掲示にはいろいろな注意点が必要です。作品は掲示場所がある場合は、全員の作品の掲示を基本にします。保護者会や授業参観があるときには、保護者は必ず自分の子どもの作品を見ることでしょう。そのときに、しっかり全員の作品と名前をきれいに貼ることによって、教師への信頼感が生まれるはずです。また、掲示の場所が限られている場合は、1週間交代などの期間限定で作品掲示をしていきます。作品が次々に代わっていくので、子どもたちの関心も続くでしょう。また、作品にはタイトルをつけるようにします。タイトルや簡単な説明があれば、興味を持って見ることができるからです。

4. 友達の輪を広げる掲示をする

友達の輪を広める温かい学級づくりを掲示物で見せるとより友達の輪を広めたいという気持ちが起こるもの。そのような掲示物の工夫を紹介しましょう。

友情の花園

花をかたどった用紙に、「こんなことで友情を感じました」といったことを書いて、模造紙に貼っていき、花園になるようにします。花が増えていく毎に、クラスのみんなはうれしくなるはずです。花の用紙はだれでも書いて、貼ることができるように、模造紙のそばにいつも置いておくようにするとよいでしょう。

クラスの目標

クラスの目標は全員がかかわるようにするとよりチームワークが生まれるでしょう。クラスの目標の周りに、各人が描いた絵や顔写真などを貼っていくなど、子どもたちのアイディアを採用しながら工夫してみましょう。

読書の木

本を読む子を育てるように、読書の木を作ります。そこには、葉っぱ型の用紙に、自分の読んだ本の紹介などを書いて、貼っていきます。葉っぱが増えていくと、子どもたちもうれしくなって、本を読んで紹介したくなるでしょう。この読書の木は読み聞かせの本を紹介したり、教科の関連図書の紹介に使ったりと、いろいろとバリエーションが楽しめます。

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