保護者との面談、教員が気をつけるべきポイントは?

授業・生徒指導

面談で保護者の方が聞きたい内容として学校での様子、成績、進路などが考えられます。学校での様子については友人関係なども交えてお伝えしましょう。成績については長期的な視点をもったお話が必要となります。進路については生徒の希望と保護者の方の希望は別物であるということをご理解いただくことが重要になります。

生徒との対応とはまた違った対応が求められる保護者との面談ですが、どのようなことに気をつけるべきでしょうか? 特に初めて担任となり、面談をする場合は不安を覚えることも多いと思います。面談のポイントについて、具体例を挙げつつ考えてみたいと思います。なお、面談には保護者と教員の二者面談のほか、生徒も交えた三者面談などがありますが、ここでは二者面談を想定しています。

生徒の学校での様子について

保護者の方は、当たり前ですが、生徒の学校での様子を非常に気にされています。友人が多く、クラスの中心的な存在である生徒であっても、保護者の方は「いじめを受けたりしてクラスから孤立していませんか?」という心配をされていることがあります。教員から見た生徒の学校生活での様子のほか、お昼休みに誰と一緒にいることが多いかなどをこちらからお伝えすると、保護者の方も生徒本人から聞いている友人の名前と一致したりして、安心されることが多いようです。また可能であればクラスだけでなくクラブ活動や委員会活動の様子などについても、担当の教員からあらかじめ聞いておきたいところです。

生徒の成績について

保護者から面談時によく聞かれる質問として、「このぐらいの成績だと将来はどのような大学に行けるでしょうか?」というものがあります。学校にもよりますが、進路指導部などで卒業した生徒の成績の推移と進学先等のデータが保存されていることがありますので、あくまで参考としてではありますが、それらをもとにお話をするという方法が良いでしょう。また、特に中学生などの場合では必ずしも現時点の成績と将来の進学先が一致するわけではありませんので、これらのことについてもあわせてお伝えする必要があります。

生徒の進路について

文理選択の際など、保護者の方の意見は生徒にとって教員が想像している以上に大きなものであることがあります。そのため、特に生徒本人が現時点で進路を決めかねているなどの場合は、保護者の方と担任の教員で指導が全く異なるということがないように、ご家庭の事情なども踏まえ方向性についての打ち合わせをしておくことが必要になります。その際には、あくまで保護者の方の希望と本人の希望は別物であるということについてご理解をいただくことが重要となります。

これらはあくまで一例です。生徒によって、そして保護者によって、心配の内容はさまざまです。内容によってはその場しのぎの対応を取らず、きちんと調べたうえで後日保護者の方に別途ご連絡するほうがいいことも少なくありません。メモをしっかりと取りつつ、面談を進めていきましょう。

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